位置の目安

眉頭(眉の鼻側の端)の、骨の少しくぼんだ場所が目安です。眉毛の生え際にあたります。

押し方

  • 両手の親指の腹を当て、上向きにごく軽く5秒押して5秒緩めるを3回繰り返します。
  • 目に近いので、強い圧は避けて骨に圧を当てるイメージで行います。
  • 目を閉じてゆっくり呼吸しながら行います。
  • 左右同時に行います。

東洋医学での見方

攅竹は膀胱経に属し、目の周りで膀胱経が始まる起点付近にある経穴です。古典では目の症状や前頭部の痛みに用いられてきました。

東洋医学で肝は「目に開竅す」とされ、肝の気血が目に通じると捉えられます。攅竹は膀胱経を通じてこの肝の働きと連動し、目周辺の気を整える場所です。

現代的な見方

攅竹は前頭切痕のすぐ上にあり、深層には滑車上神経・滑車上動脈が走ります。表層は皺眉筋です。

支配神経は三叉神経第1枝(眼神経)の滑車上神経。前額部の感覚を司る神経の入口にあたります。

筋膜連鎖の観点では、Superficial Back Line(浅背線)の前頭部の終点付近にあり、後頭部〜頸部〜背中とつながる長いラインの起点です。

研究面では、眉頭周囲の経穴への刺激と緊張型頭痛・眼精疲労に関する報告が散見されます。

注意

目に近いため、強く押さないでください。眼球を直接押さないよう注意してください。