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DIZZINESS

めまいと鍼灸

ぐるぐる回る・ふわふわ浮く・立ちくらみ―
めまいの感じ方も背景も、人それぞれ違います。

急に視界がぐるぐる回る、地に足がつかないようにふわふわする、
朝の起き上がりや振り返った拍子にクラッとする――
めまいには、経験した方にしか分からない不安がつきまといます。
このページでは、めまいを身体全体の流れの中でどう捉えているか、鍼灸でどう向き合っていくかをお話しします。

HOW WE SEE IT

症状の捉え方

西洋医学の視点

平衡感覚には、内耳の耳石器や半規管、前庭神経、脳などが関わっており、これらの働きに不調が生じるとめまいが現れると考えられています。ぐるぐる回る回転性、ふわふわと揺れる浮動性など性状はさまざまで、寝不足や疲労、強いストレス、首や肩のこりが引き金や悪化要因になることもあります。原因となる疾患は多岐にわたるため、耳鼻科などでの検査も大切にしています。

東洋医学の視点

東洋医学では、めまいを「眩暈(げんうん)」と呼び、その背景を風・火・痰・虚の4つに整理して読み解いていきます。たとえば、水分代謝の滞り(痰湿)から頭が重だるくめまいが出るもの、気と血の不足(気血両虚)で頭が十分に養われずふわふわするもの、陰液の不足から身体の高ぶりが上へのぼる「肝陽上亢(かんようじょうこう)」によってぐるぐると回るものなど、同じめまいでも見立ては人によって異なります。

WHAT ACUPUNCTURE DOES

鍼灸でできること

自律神経の働きや、脳・内耳をめぐる血の流れに着目しながら、お身体全体のバランスを整えることを目指します。首や肩のこりがめまいの悪化要因になっている場合には、その緊張をゆるめることも併せて行います。過度のストレスや疲労が背景にあることも少なくないため、心身がゆるむ時間そのものをつくることも、鍼灸の大切な役割のひとつと考えています。

OUR APPROACH

はりのじかんでの向き合い方

めまいは、お身体の状態だけでなく、睡眠・疲労・ストレスといった生活の背景と切り離せない症状です。施術の前に、いつ・どんなふうにめまいが起こるのかを丁寧にうかがい、体質と生活全体をみて整え方を一緒に考えていきます。なお、耳鼻科を受診されていない場合には、原因をはっきりさせるためにも受診をおすすめした上で、鍼灸でお手伝いできることを探していきます。

SELF CARE AT HOME

ご自宅でできること

01
睡眠をいちばんに整える
寝不足はめまいを誘発しやすいといわれています。夜更かしが続いているときは、まず眠る時間を30分早めることから。めまいが気になる時期は、予定を詰め込みすぎない勇気も養生のうちです。
02
お酒と水分のとり方を見直す
体調がすぐれないときの飲酒は控えめに。水分は一度にたくさんではなく、こまめに少しずつが基本です。東洋医学では、余分な水気の滞りがめまいの背景のひとつになると考えられています。
03
心と身体を休める時間をつくる
過度のストレスや疲労は、めまいの引き金になることがあります。1日のうち短い時間でも、深呼吸をしたり目を閉じたり、気持ちがゆるむ時間を意識的につくってみてください。つらい時期を過ぎたら、無理のない範囲で身体を動かすことも大切です。

※ ツボの位置は数ミリで別のツボに変わるため、本ページでは図示していません。
ご来院の際に、お一人ずつお身体に合わせてご案内します。

※ ろれつが回らない・手足の麻痺・経験のない激しい頭痛を伴うめまいは、ためらわず救急受診をおすすめしています。

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同じめまいでも、背景にある体質は人それぞれ違います。
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